エストニア Estonia に生きる

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コロナ渦中、日本に入国する流れ「到着後から入国まで」


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7月10日(土)午前9時に予定通り成田空港に到着しました。

果たして到着から入国まで何時間かかるのでしょうか~

予想ですと3時間ぐらいですかね。

子供含め家族5人なので単身1人よりはかかるでしょうね。


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この時同着機が他にもあるかどうかが、

運命の分かれ道と言っても過言ではありません。


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私たちは運よく、一機だけの到着とのことで機内待機時間は10分程度でした。

(同着が複数だった場合、機内だけでも1時間以上待つ可能性も)

飛行機内の乗客も全部で50人程度といったところでかなりガラ空きです。

搭乗員さんのアナウンスがあり、前から順に飛行機外の連絡通路へと移動します。

通路では係員が待機していて整列します。


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この時オリンピック開催直前だったので

係員がオリンピック関係者の名前を呼んで、列の前方へと移動させます。

その後すぐに移動可との連絡が入り、係員の誘導に従って降機した乗客全員で

ぞろぞろ移動しました。

おそらく1kmぐらいでしょうか、子供が居ようと居まいと容赦なく歩きました。。

動く歩道があったけどそれでも長~く歩きました。


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まず最初のダンジョンに到着!

書類チェックです。どこの国から来たのかチェックされて強制隔離がある地域とそうでない地域でわかれて椅子に座ります。


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まるで借り物競争の様に1グループに担当者1人がついて、持っている書類の確認作業があります。

陰性証明書や誓約書を持っているかの確認と、その場で追加される滞在国申告書などの書類も記入します。

全てそろうと係員が再度チェックしてすぐ隣にある次のブースへ移動します。

テーブルが数台用意されており、空いた係のところに通されます。そして書類を提出し全部あるかの確認をして一まとめにし、パスポートも確認されて一人一人に通し番号をつけられます。


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そしてまた長い距離を移動します。矢印の通りにすすみ、空港の片隅であろう階段を降りると、

ついに次のダンジョンコロナ検査です。

通し番号とパスポートを確認して検査用の唾液を採取するためのプラスチックのシリンダーと漏斗を渡されます。

パーテンションで仕切られたところに移動し、唾液出し大会が始まります。

噂に聞いていた壁に梅干しレモンの写真が貼られていて一瞬ふざけてるのかと思いました。( ゚Д゚)

一番下の3歳ケンケンは唾液出すのが難しいだろうと鼻綿棒で採取でかわいそうでした。(エストニアで私が体験した鼻綿棒よりは痛くなさそう)

なんとか無事家族5人分の検体が揃い終わりかと思ったら、ここからが長かった。

 

またしばらく歩いて仮設通路みたいな所を通り、別棟のさらに古そうな建物に移動しました。

さあ次のダンジョン、アプリ地獄です。

広い部屋に入ったらまず並べてある椅子に座り、すると係員さんが来てスマホを見せるように言われます。そこで画面を見せて、入国時に必要なアプリをインストールされているかチェックされます。(この時インストールされていないとその場でする必要が出るので時間がかかります。)

次に並んでいる机の係員の空いてるところに移動します。

スマホ一台につき一人づつの対応なので私と旦那は隣同士で一人づつ係員さんに対応してもらいました。(混んでいるときは一家族ごとかもしれません)

そこで待機期間中に連絡が来るメールのアドレスが正しいかチェックされます。

(係員がメールを送ってくる)

そしてアプリが起動できるか画面を見てもらい、アプリ操作についての冊子を受け取ります。

 

すると更に隣の部屋に通されます。

そこで再度アプリの詳細をチェックします。アプリが正常に開くかのチェックや

位置情報の通知設定など細かいところまでマニュアル通りの設定に変更されます。

「これでアプリのチェックは終わりになります。」

と係員さんが言ったので目を先に向けると

ファイナルチェック】という看板がついた机が出口の前に書いてあるので

やったー!と思って机のところに行くと

アプリのチェックがファイナルというだけでございました。。

 

更に次のダンジョンへ続きます。

次の部屋は質問表の確認です。事前に質問票にウェブ上で回答してQRコードを入手しておいたので良かった~と思いきや、子供の分も必要とのこと。

質問表未回答の人が作業するための部屋で、パソコンを借りて5分程で子供三人分のQRコードも作成し終わりました。

隣の部屋で係員のもとへ通されて、QRコードとパスポートをスキャンしました。

 

係員に促され、また別の部屋へ移動し部屋の入口で今度は通し番号のチェックをされて椅子がたくさん並んだ大き目な待合室へ入りました。

「椅子に座って少しお待ちください」と言われて座ること1分。(ほかに待つ人は居ない。)

PCR検査の結果が出ましたのでこれで終わりになります。」

ということでまた通路をグルグル歩き、一度逆向きに通ったところだなと言うところを通過して、別棟から本館へと移動しました。

PCR検査をしてくれた方と同じ女性が机に座っていて、「検査は陰性でした。」と言われピンク色の陰性と書かれた紙を渡され、隣のお兄(厚生労働省の人っぽい)さんに質問表を渡して「お疲れさまでした」と通路を進み、

やっと見覚えのある空間に到着しました。

検閲は特に何もなく通過しついに入管へ。

パスポートを全員分提出し、旦那はビザもあるので大丈夫!

と余裕に構えていたら旦那だけダメですと。

ビザを作る際に戸籍も提出したのに【日本人と配偶関係にあるかの証明が必要】と。

戸籍の写しでもいいので無いですか?と言われました。ビザ作成の時に提出してますし、そんな確認の話聞いてないので写しも当然ありませんと逆ギレしたい気持ちを抑え。(笑)

 

別室に案内されました。おそらく不法入国の人とかが待機させられるであろう部屋へ。

こんな経験も今じゃないと味わえないとポジティブに考えて待ってましたが

結局、旦那が日本の免許証があるのでその住所が私と一緒なので証明になると機転を利かせたので、すぐに入国できました。(戸籍は写しも持ってるベシ

 

入国後お馴染みのエスカレーターを降ります。

スーツケースどこかな~と見るとポツンとフロアに置かれていました。

そしてまたまたお馴染みの麻薬検査犬がクンクンとニオイを嗅ぎにきました。

 

そして税関は問題なく通過し、やっと出口に出たのでした

時計を見ると到着からきっちり3時間過ぎた12時でございました。


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お腹がペコペコだったのですぐさま成田の吉牛で牛丼を買ってきてみんなで食べたのでした。 

 

以上、コロナ渦中、日本に入国する流れでした。